健診センターでは、午後に実施することが可能な検査(食事に影響されないもの)のご予約を受け付けております。

頭部MRI・MRA

MRIはGE社製1.5T SIGNA Explorerを使用しています。この装置は消音・静音化技術が搭載されており検査環境が改善されています。この検査では、強い磁場を用いて、通常の健康診断では知ることのできない脳血管、脳組織の異常を見つけることができます。肥満・高血圧・糖尿病(予備軍を含む)の方、ご家族に脳卒中になった方がいるなど、頭部MRI検査をお勧めします。

物忘れ検査VSRAD

頭部MRI検査のオプション検査としてVSRAD(早期アルツハイマー型認知症診断支援システム)を行っています。脳の萎縮を、MRI画像を用いた画像統計解析処理によって視覚的に読み取ることができます。※ただし、50歳以上の方が対象となります。

胸部CT

胸部CT検診では、肺がんが心配な方、タバコを吸っている(いた)方、周りの副流煙が気になる方などにご低線量ヘリカルCTによる肺がん検診をお勧めしています。胸部X線写真で骨に重なって判断しにくい病変が、CTでははっきりと写し出すことができます。

腹部CT

腹部CT検診では、上腹部臓器(肝臓、膵臓、胆のう、腎臓など)の診断に優れ、骨盤内臓器(女性:子宮卵巣、男性:前立腺)を含めた腹部全体を写し出します。超音波検査では見えにくい、深部臓器(特に膵臓)の描出が可能になります。

内臓脂肪CT

内臓脂肪CT検診では、メタボリック症候群を疑うポッコリお腹の内臓脂肪量を計測します。結果は、内臓脂肪、皮下脂肪画像を表示したレポートをお渡ししています。

乳がん検診

当施設では2018年度よりピンクリボンプロジェクトを立ち上げ、乳がん検診を受ける大切さを知って頂く活動をしています。その活動の一つとして、平日午後の時間帯を乳がん単独検診(マンモグラフィ・乳腺超音波)にあてています。

乳がん検診は全ての検査を女性技師が担当していますので、安心して受診して頂くことができます。

乳腺超音波

乳腺超音波とは乳腺に超音波をあて、乳腺内にしこりや構築の乱れなどがないかを調べる検査です。

マンモグラフィで高濃度乳腺と言われた方は超音波検査を併用することで、見落としの可能性を減らし、検査精度を向上できると言われています。

マンモグラフィ

乳房専用のX線検査です。乳房をプラスチックの板で挟み、斜め方向と上下方向を撮影します。触っても分かりにくい1cm以下の小さなしこりや石灰化を見つけることができます。
当施設はNPO法人日本乳がん検診精度管理中央機構から「マンモグラフィ施設画像認定」を取得しており、精度の高い検査を受けることができます。

3Dマンモグラフィ

日本人女性に多いとされる高密度乳腺において、通常のマンモグラフィ(平面2D画像)では乳腺に隠れて見えにくかった病変が、3Dマンモグラフィでは、細かい立体データを用いて発見しやすくなりました。さらに超音波検査と同時に併用することで、がん発見率の向上が期待できるといわれています。
※3Dマンモグラフィ単独では受けることができません。